自賠責保険
商品の紹介
自動車損害賠償保障法(台湾:「強制汽車責任保険法」)に基づき、全ての自動車及び原動機により陸上を移動する走行具は、交通事故による被害者の傷害・後遺障害・死亡に対しすばやく最低限の保障を行う為、本保険を付保する義務があります。
商品の特色
- 政策性保険に属します。
- 定額制・無過失責任制で、加害者の過失割合にかかわらず、保険金額の範囲内で被害者に支払われます。
- 本保険に未加入の場合でも、被害者は自動車損害賠償保障法の範囲内で特別保障基金より保障を受けることができ、その保障金額は加害者に求償されます。
保障範囲
傷害による治療保障:最高20万元/人
後遺障害保障
最高200万元/人
死亡保障額
定額200万元/人
保障対象は全ての交通事故の被害者(搭乗者及び車外の第三者を含む)ですが、単独交通事故(例:電柱に衝突)による運転者の傷害・後遺障害・死亡は保障範囲外となります。別途運転者傷害保険(台湾:「附加駕駛人傷害保險」)を付保することにより、運転者も保障を受けることができます。
車体保険(甲式)
商品の紹介
事故の発生により、保険契約車両が損害を受けた場合、保険会社がその賠償責任を負います。
商品の特色
- 原因不明の損傷に対しても保障されます。
- 契約時、保障における自己負担額(免責額)が選択可能。
- 24時間ロードサービスが利用できます(サービス内容は各保険会社の規定による)。
保障範囲
以下にあげる事故により保険契約車両が損害を受けた場合、保険会社がその賠償責任を負います。1. 衝突、転覆;2. 火災;3. 落雷;4. 爆発;5. 飛来物や落下物;6. 第三者による悪意の行為 ;7. その他保険契約に保障範囲外事項として特記されていない原因。
以下の保険・特約を追加することによって、保障範囲を拡大することができます。
- 台風・地震・津波・ひょう・洪水または降雨による積水保険
- ストライキ・暴動・内乱保険
- 全損保障額年間無償却特約
車体保険(乙式)
商品の紹介
事故の発生によって保険契約車両が損害を受けた場合、保険会社がその賠償責任を負います。
商品の特色
- 第三者による悪意の行為・または原因不明の損傷を除き、保障内容は甲式車体保険と変わりません。
- 契約時、保障における自己負担額(免責額)が選択できます。
- 24時間ロードサービスが利用できます(サービス内容は各保険会社の規定による)。
保障範囲
以下にあげる事故により保険契約車両が損害を受けた場合、保険会社がその賠償責任を負います。:1. 衝突、転覆;2. 火災;3. 落雷;4. 爆発;5. 飛来物や落下物。
以下の保険・特約を追加することによって、保障範囲を拡大することができます。
- 台風・地震・津波・ひょう・洪水または降雨による積水保険
- ストライキ・暴動・内乱保険
- 全損保障額年間無償却特約
車体保険(丙式)
商品の紹介
車体保険の保険料は負担はできるだけ抑えたいが、事故の際自分の車両に対する保障が全くないのは不安…という方には、丙式保険への加入をおすすめします。保険料が甲・乙式に比べ格段に低く、車対車の事故に対しては十分な保障を受けることができます。
商品の特色
- 保障時自己負担額(免責額)はありません。
- 保障範囲は車対車の事故に限られますが、保険料は大幅に節約できます。
- 24時間ロードサービスが利用できます(サービス内容は各保険会社の規定による)。
保障範囲
車対車の衝突、接触事故により保険契約車両が損害を受けた場合、相手方の車両を特定した後、保険会社がその賠償責任を負います。
以下の保険・特約を追加することによって、保障範囲を拡大することができます。
- 台風・地震・津波・ひょう・洪水または降雨による積水保険
- ストライキ・暴動・内乱保険
- 全損保障額年間無償却特約
甲・乙・丙式車両保険の保障範囲一覧
車体保険 /
保障範囲
保障範囲
原因不明
の損傷
の損傷
衝突
転覆
火災
落雷
爆発
爆発
飛来物
落下物
落下物
第三者による
悪意の行為
悪意の行為
自己負担額(免責額)
(注)
(注)
甲式
駐車時の原因不明な損傷
衝突
転覆
火災
落雷爆発
飛来物落下物
第三者による悪意の行為
基本額または
契約内容による
契約内容による
乙式
契約規定による
転覆
火災
落雷爆発
飛来物落下物
基本額または
契約内容による
契約内容による
車対車
(丙式)
(丙式)
契約規定による
なし
注:基本自己負担額(免責額):保険契約期間中1回目3,000元、2回目5,000元、3回目(含)以降7,000元/回。
より高額の自己負担額(免責額)の選択も可能。
※以上の内容は参考です。実際の条件は各保険会社の契約条項により異なります。
より高額の自己負担額(免責額)の選択も可能。
※以上の内容は参考です。実際の条件は各保険会社の契約条項により異なります。
自動車盗難保険
商品の紹介
車両の盗難に備える為には、自動車盗難保険が欠かせません。当保険により、万一の盗難時にも保障を受けることができます。
商品の特色
- 自己負担額(免責額)は保障金額の0%、10%、20%から選択できます。
- 当保険に加え代用車特約に加入することにより、盗難時も保険会社より一定期間の交通費保障を受けることができます。
保障範囲
保険契約車両が盗難・略奪、強盗に遭った場合、保険会社がその賠償責任を負います。
以下の保険・特約を追加することにより、保障範囲が拡大できます。
- パーツ盗難保険
- 代用車特約
任意対人保険
商品の紹介
現在の自賠責保険は物損に対する保障は含まれておらず、また対人においても金額に制限がある為(死亡・後遺障害最高200万元/人、傷害治療最高20万元)、保障額が不十分なケースが多々あります。ご自身の車両で第三者の身体・財産に損傷を及ぼした場合も、任意保険に加入していれば十分な保障を受けることができます。
商品の特色
- 自賠責保険による保障の不足範囲を補うことができます。
- 対人保障以外に、自賠責保険では保障範囲外となる物損に対しても保障を受けることができます。また、多様の保障額・保障内容から自由に選択できます。
保障範囲
被保険者が保険契約車両を所有・使用または管理する上で発生した事故によって第三者に死亡・傷害または物的損傷を及ぼし、法律による賠償責任に基づき賠償を請求された場合、保険会社が契約内容に従いその賠償責任を負います。
以下の保険・特約を追加することにより、保障範囲が拡大できます。
- 搭乗者保険
- 酒気帯び運転による事故被害者保障保険(台湾:「酒償險」)
※但し制限があります。
自動車責任保険特約運転者傷害保険
商品の紹介
単独交通事故では運転者本人の傷害・死亡に対し自賠責保険の保障を受けることができないため、運転者が一家の経済を支えている大黒柱であった場合などには、事故により家庭が崩壊することにもなりかねません。当保険に加入することで、運転者も保障を受けることが可能です。
商品の特色
- 当保険の保障基準は、交通事故が発生した場合直ちに警察機関への届出が必要である事以外自賠責保険と同様であり、傷害・後遺障害・死亡に対して保障されます。
- 本保険は交通事故による運転者の人身傷害等に対し保障するもので、搭乗者保険とは重複せず、同時に加入することができます。
注:以上の内容は参考です。実際の条件は各保険会社の契約条項によります。